無限の可能性を感じさせる天才ゴールキーパー
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Iker CASILLAS | ||
名前 | イケル・カシージャス |
ニックネーム | サン・イケル |
国籍 | スペイン代表 |
出身 | サン・セバスチャン |
背番号 | 1 |
生年月日 | 1981/5/20 |
身長 | 185cm |
体重 | 70kg |
ポジション | ゴールキーパー |
所属クラブ | レアル・マドリー |
A代表デビュー | 2000.6 vsスウェーデン |
家族構成 | 父:ホセ・ルイス 母:マリア・デル・カルメン 弟:ウナイ |
エピソード | 2002年2月のスペインVSドイツ戦の試合後にオリバー・カーンとユニフォーム交換をしようとしたら断られたことがある。結局はカーンがユニフォームを後日カシージャスに贈呈したことにより和解する。このときカシージャスは「彼(カーン)は偉大なキーパーだが、人間的に失望されられた」と言っている。 |
1998-1999 | レアル・マドリーC(スペイン) | ||
1999-2000 | レアル・マドリーB(スペイン) | 4試合
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レアル・マドリー(スペイン) | 27試合
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2000-2001 | レアル・マドリー(スペイン) | 34試合
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2001-2002 | レアル・マドリー(スペイン) | 25試合
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2002-2003 | レアル・マドリー(スペイン) | 38試合
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2003-2004 | レアル・マドリー(スペイン) |
KAZU この男の登場は衝撃的な待望の瞬間だったに違いない。白い巨人は老いたドイツ人イルクナーの後継者を必死になって探していたというのにその後継者があろうことか自分のチームの下部組織にいたとは、将来を期待されていた選手には違いなかったがU-21代表でもアランスビアに次ぐリザーブで試合に出る機会は皆無に等しかったのである。だがこの男は出場機会を手にしたあと信じられないサクセスストーリーを歩んでいく、私はそれを川口が松永からマリノスのゴールキーパーを奪ったときのような気持ちで眺めていた。カシージャスはクロスボールへの対応こそ下手だったがシュート反応に関しては抜群の才能を持っておりデビューした当時からシュートを止めるのはリーガトップクラスだったといえる。そうするとすぐにスペイン代表からのお呼びがかかり3rdゴールキーパーではあるがEURO2000も経験した。ご存知のとおりスペイン代表のカニサレスとモリーナが醜態をさらしたこの大会をきっかけにカシージャスは何の異論もなくスペイン代表の正ゴールキーパーに上り詰めた。一時調子を崩しクラブではセサールに、代表ではカニサレスにスタメンの座を奪われたがそこはスターの持っている強運なのかワールドカップ直前にカニサレスがまさかの怪我で事態ということになりちゃっかり世界デビューをすることになり、その大会で世界中から「素晴らしい!」とスペイン代表ではホアキンとともに絶賛された。現在ではブッフォンの次に実力を持っているともされていてその実力はリーガでもかなうものはいないし世界を見比べてもそういないだろう。以前からシュートを止める技術は素晴らしかったがそれに加え最近では90分間途切れない集中力も身に付けてきている。レアル・マドリーというチームではゴールキーパーの出番は少ない、だからといって一瞬でも気を抜いたらゴールを奪われる、そんなことをこの年齢で知っている彼の10年後を想像すると末恐ろしい。またこれほどのゴールキーパーをあと十年以上置いておけるレアル・マドリーがとても羨ましい。他のクラブの監督たちからまたため息が聞こえてきそうだ。 |
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